γーgtpが正常値になった(Fyukさん)2025.9

「知識を知恵にかえる教室」

2025年4月~9月受講 

〈受講の動機〉

 マクロビオティックに以前から興味がありましたが、厳格なマクロビ実践者の方の

顔色の悪さが気になり、色々調べていて岡田先生のブログにたどり着きました。

日東書院さんの「岡田恭子のハッピーマクロビオティック教室」の本も読み、

2016年「食べ物を変えると からだも運命も変わります」河出書房 もすぐに買って読みました。

教室に通いたいとずっと思いつつも、遠距離(東北)でありなかなか決断できずにおりました。でも、2025年、通うなら今しかないと決心して4月からの教室に申し込みました。

〈健康状態〉

健康オタクでもあり、体が気持ち良いと感じられることをいろいろ試していて、痛いところもなく、不調は何も感じておりませんでした。(健康面で困っていることはないのに教室に通ってもいいかしら、とちょっと思ってました。)

ただ、健診で肝臓の数値γ-gtpが高いことを指摘され、2020年から薬を処方されておりました。飲酒の習慣がないのに、γ-gtpが200近くになり様々な検査を受けましたが、原因がわからず(悪いところはない)、日常生活に何の支障もないものの薬を処方されて、3か月おきに血液検査、年に1回、エコー、CT、MRIと経過観察が続いていました。薬を飲んでいてもγ-gtpは高値安定(100前後)でした。

 

【入室してからの食事】

 

入室前

入室後

・飲み物のみ

朝は排毒の時間帯なので、食べない方が良いということを自分なりに拡大解釈して、コーヒーや紅茶の飲み物(もちろん砂糖入)をメインとして、お菓子をつまむことも多々有り

・梅生番茶

貧血が出始めたので7月の中旬から植物性たんぱく質(納豆)も一緒に取るようにした

恭子指導により

・パン(菓子パンではなく、食パンを焼いて野菜とチーズでピザトーストにする)

・サラダ

・砂糖、ミルク入りのコーヒーや紅茶

・雑穀玄米ご飯

・納豆

・季節の野菜のおかず

・ドクダミ茶

・玄米と白米を1:1にして炊飯器で炊いたご飯

・肉、魚を使ったおかずをメインに他2品

・味噌汁

 

・雑穀玄米ご飯

・教室で習ったおかずをメインにたんぱく質は植物性のもの(動物性のたんぱく質を取るときは、植物性のたんぱく質をその倍取る)

・汁物

その他

毎食後、おやつを欠かさず食べる、果物ももりもり

・よく噛んで食べようとすると下唇を思いっきり噛んで深い傷になるので怖くてあまり噛めない

 

・食後のおやつを止める

・パンを食べなくなる

・料理に砂糖を使わなくなる

・100回噛んで食べることを意識して行う。下唇を噛まなくなった。

・貧血が出てきたので7月中旬からミネラル剤を取る

食事を変えたことによる最初の変化は、肝臓の数値γ-gtpがいきなり下がったことです!

いつも3か月ごとに血液検査を受けているのですが、

黒豆玄米ご飯とけんちん汁を食べ続けてちょうど2週間後に、献血をしました。(血液検査)

まさかの2週間で直近「γ-gtp 98」が「39」になりました!(体感では何も変化は感じません)

この2週間で体を作りかえるスイッチが入ったようで、その後は体重がどんどん減ってきました。2ヶ月で5kg減って、太ももの脂肪が落ちてズボンがゆるゆるになって、痩せた分のおなかの皮がタルタルになって、スカートやズボンがずり落ちてしまうのでベルトではなくサスペンダーを使うようになりました。お尻の肉も落ちて仰向けに寝ると尾てい骨が痛くなって「これは痩せすぎでマズイのでは?」というあたりから体重が増え始めました。これは骨格筋率で計算したら、筋肉量が増えているのでOKです。

舌の縁に歯形がついていたけれどなくなった(舌のむくみがなくなった)

体の変化は他にもいろいろありますが、教室に通って何よりも良かったことは、恭子先生のお話を直接聞けてお料理を作ることができたことです。本による知識が教室に通うことによって、活きた知恵になりました。

例えば、食箋のきんぴらごぼうです。本だけではわからない食材の切り方、15分ごぼうを炒って、しらすの様だと感じたこと。本だけでしたらこのしらすの様になったごぼうでいいのかがわからなかったと思います。ゴマ塩もそうでした。摺り方の注意点、体で体験できて身についた知恵になりました。

受講生の皆さんのお話もとても勉強になりました。でも、勉強になるだけではなく楽しくて楽しくて教室の日が楽しみでなりませんでした。

 

基礎科前期の講座が終了して、すべてばっちりです。とレポートをまとめたかったのですが、9月の血液検査の報告で懺悔します。

 

3月

6月

9月

備考

γγ-gtp

98

35

61

5月献血後、6月の病院の検査でも数値が良かったので、いい気になって7月以降おやつを食べることが増えました。動物性のたんぱく質よりもやっぱり砂糖が良くないのだと感じました。

ヘモグロビン

12.5

10.9

11.8

納豆等たんぱく質の摂取を増やしたことと、ミネラル剤で貧血が改善されました。

 

食事を記録したノートを見返してみますと(食事の記録ノートはとても役立つことが今回の見直しでよくわかりました。書いているときは特に何も感じませんでいたが、こうして見直してみたら、悪いことがちゃんと記録されています!)、6月までのおやつ(=口寂しい時に食べるもの)は「食べる小魚」と小豆かぼちゃでした。7月以降の食事は

 

〈7月〉 6月の血液検査の結果が良かったので、気が緩み始めました。

朝  梅生番茶の他に納豆をプラスして食べるようになった。

昼  6月までの食事と同様、玄米ご飯、ひきわり納豆、季節の野菜のおかず

   食後に砂糖抜きのコーヒーや紅茶にクッキーを1,2枚食べている日が増えてきた。

夜  6月までの食事と同様玄米ご飯に教室で習ったおかずをメインに、植物性たんぱく

   質のおかず。貧血対策で朝の納豆の他に、動物性たんぱく質も追加するようにする。

〈8月〉 お教室が1か月休みだと、緩んだ心がますます無法地帯(^^;

朝  梅生番茶、納豆

昼  玄米ご飯、納豆、季節の野菜のおかず、

   食後のコーヒー紅茶に、洋菓子ではなくあんこならいいかなと、ようかん、大福を

   食べるようになってきた。

夜  7月の食事と同様。

   食後に果物ほぼ毎日。

〈9月〉 お教室が始まるので、食事の立て直しを図る

朝  梅生番茶、納豆

昼  6月までの食事と同

   9月のお教室に向けておやつを控えるようにしたけれど、食後のコーヒー、紅茶を

   砂糖が入ってないからいいでしょうと続ける。

夜  8月の食事と同様であるけれど、恭子先生から動物性たんぱく質を取るときは、

その倍量、植物性たんぱく質を取るようにとの指導を受けて、意識した食事にする。

食後の果物はやめたけれど、習慣になってしまった食後の口寂しさに、もなか、

おはぎ、大福を週に1回ぐらい食べる。

  

《ある夏の日の食事》

朝 梅生番茶、ひきわり納豆

昼 黒豆玄米ご飯+ゴマ塩、ひきわり納豆、きんぴらごぼう、ミルクティー、草餅

夜 黒豆玄米ご飯、すまし汁(豆腐、ネギ)、焼き魚(サバ)+大根おろし

  きんぴらごぼう、厚揚げのみそ焼き、ブドウ、スイカ

 

朝 梅生番茶、ひきわり納豆

昼 冷やしそば(なす、シイタケ、トマト)、ひきわり納豆

  コーヒー、クッキー×2、スイカ

夜 玄米ご飯(塩鮭のお茶漬け)、ピーマンの煮びたし、かぼちゃの大豆ミートあんかけ

  ナスのごま油焼き、ミルクコーヒー(豆乳)、スイカ、キウイ

 

 


 恭子から一言
 

この方も、遠くの東北から通ってくださいました。

2週間の、黒豆玄米ご飯とけんちん汁で、長年、高い数値だった 肝臓の数値 γーgpt が、正常値になってしまいました。
私自身も、肝臓の数値、GPT,GOT が、10日間の玄米菜食で、正常値に下がってしまったのが、マクロビオティックをするきっかけでした。

ご自身で書かれているように、肉よりも、実は、甘いものが、健康に良くないのです。

それを、実体験で実験してくれました。

まずは、半年間、できれば、1年間は、「岡田恭子のハッピーマクロビオティック教室」の中にある料理で、玄米と植物性タンパク質を中心に、甘いものをやめ、しっかりと、健康の基盤を作っていただきたいと思っています。